表出ノ場ニナル

頭に浮かぶ、ぼんやりとした妄想の数々。
心を去来する、言いえぬ衝動のかけら。

ウェブサイトの内外であれこれと企画を立案、運営していく中、思いつきやひらめきの陰にそっと身をひそめるもの。
まだ正体のはっきり見極められないなにか、けれど確かにそこにあるなにかを、どうにか形にしてみたら。

そんな思いです。

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本来なら姿を見せようとしないなにかを、どうにか表に出せる形に。

慣れない作業に手間取るかもしれません。
いつまでも試行錯誤が続くかもしれません。

それでも、ここになにかを表出させてみたいという思いは、ひとつ確かなものでもあります。

そもそも正しい方法があるのかどうかわかりませんが、たとえ間違った手順であっても、目指す方向へ一歩でも進むことができたら。

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一体なにが、どんな形で表れてくるでしょうか。
あるいはもしかしたら、なにも見えてこないかもしれません。

ゆっくりと、気負わず、前だけを向いて。